午後6時55分からのTBSの番組で
「余命一ヶ月の花嫁」の番組を見ました。 乳がんで24歳の女性を追う ドキュメンタリー番組。 もう泣けてきました。 乳がんは骨や肺などに転移するとものすごく苦しい と聞きます。 私の親友も同じ病気で29歳の若さで 他界しました。 ちょうど最初のオリジナルコンサートを開催することになり チケットを送ったら、彼女から電話がかかってきたのです。 「今病院にいるの。でもコンサートには行けないの。すごく行きたいんだけど 体の調子が悪くて・・・」 そのつらそうな声に 「いいよ、いいよ、無理しないで。また治ったら会おうね。コンサートならまた開催すると 思うし、次回来てよ」 それが最後の会話になってしまいました。 1ヵ月後、友達から亡くなった事を知らされて、お通夜に参列。 その時、何かしてあげられることはなかったのかとすごく悔やんだ事を覚えています。 ご両親の意思で本人には病名も伝えず、 周りの友達にも何も知らされませんでした。 お通夜の席で、お母さんの話では最後の2週間は どんな体勢でもつらく、食べること飲む事もできず 苦しいものだったと。 TVの中の女性を見て、 周りの友達や彼氏やお父さんの献身的な愛に支えられながら 生きている姿を見て、 あらためて「幸せとは」と考えさせられました。 自分が余命1ヶ月と宣告されたらどうするだろう・・・・ 「何をしたいですか?」とインタビューされたらなんと答えるんだろう・・・・ 彼女の言っていた 「明日があることへの奇跡」 健康だと明日がくる事が当たり前と思ってしまいますが 食べる事ができる、話すことができる、歩くことができる、笑うことができる・・・ これらすべて生きているからできること。 生きているだけで幸せなことなのです。 当たり前だと、それすら感じる事ができなくなってしまうのですが。 生きていることに感謝しながら 今日という日をこれからも大切に 過ごしていきたいと思います。
by angelique22
| 2007-07-18 22:48
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